フットケアって必要?足のお手入れ方法について
心臓や筋肉、関節などの主要な箇所から、髪や爪などの末端のパーツまで、私たち人間は体の大部分に気を配り、日々お手入れしていますよね?しかし、「足」については意外と見過ごしている人が多いようです。その結果、足のトラブルが生活の質を大きく低下させ、最悪の場合は深刻な病状につながることもあります。そこで本記事では、フットケアと足のトラブルについて、また、毎週フットケアを数分間続けるとどんな影響をもたらすのかについて説明していきます。
なぜ足をお手入れする必要があるの?
足が体の土台になっていることを考えると、足をお手入れすることは体全身の健康にとって非常に重要です。土台となる足には、長年の摩耗や損傷による負担がかかっています。足を使いすぎ、靴が合ってない、あるいは遺伝などによって、足の怪我や病気が引き起こされ、運動能力が制限されることになります。思うように足を動かせないのは苦痛であるうえ、足のトラブルは事故にもつながりやすいといわれています。足のトラブルが長続きすると、転倒の危険性が高くなりますし、痛みや不快感を避けるためにぎこちなく歩くと、体のバランスを崩し、もっとひどい怪我をするリスクが高くなります。
また、足の皮膚のケアもかなり重要です。かかとがざらざらしたり、乾燥したりしてはいけません。この状態が長く続くと、かかとがひび割れるかもしれません。ひび割れは違和感がなかったとしても、有害な微生物が入り込む可能性があります。長期間、ひび割れを放置しておくと、完治するまでのプロセスも長引くでしょう。
なぜ適切な靴を履くべき?
自分の足に合っていない靴を使用していると、足に大きなダメージを与える可能性があります。女性の方ならよくお分かりかと思いますが、ハイヒールを長時間履いていると足の指がつったり、足の甲に違和感を感じたり、土踏まずが痛くなったりしますよね。たとえハイヒール以外の靴であっても、自分の足に合っていない靴を履いていると、これと同じような感覚を引き起こすことがあります。
足のトラブルはどんなものがある?
もちろん、足の健康を害するのは水虫だけではありませんが、これが最も一般的な足のトラブルでしょう。しかし、水虫を予防するのは簡単だって知っていましたか?水虫や爪水虫などの真菌症は、汗をかいた足を長時間靴や靴下の中に入れておくと発症しやすくなります。足が汗をかくだろうなと分かっている場合は、活動を終えたらすぐにきれいな靴下に履き替えるようにしましょう。また、吸湿性の高い素材の靴下を履くこともおすすめです。
正しい足のお手入れ方法は?
では実際に、足の健康を害するトラブルになってしまったら、どのようにケアすればよいのでしょうか?まずは、足をよく洗います。指の周りもきちんときれいにし、爪を切りましょう。 かかとがひび割れないように、化粧水をつけることも大切です。もしかかとが乾燥しているなと感じたら、軽石でやさしく角質ケアをしてあげましょう。また、靴がきつすぎたり、ゆるすぎたりしないよう、日頃からしっかりとフィットする靴を履くことも大切です。不快感や怪我を防ぐために、足のストレッチや筋力アップも効果的です。足に違和感を感じたら、すぐさま活動を調整するか、休息をとるようにしてください。