足・靴・歩行、3方向から行う、根本的フットケア
足のトラブルが『なかなか良くならない』という声をよくお聞きします。
そもそも足は悪条件がそろった「特別に負担のかかる」部位です。
足にトラブルは多く、効果的に対策しなければいつまでも解決しません。
ところが、日本でいま普及しているフットケアは対症療法がほとんどです。
タコや角質は機械で削り、むくみにはマッサージ、外反母趾は骨を切るなど、悪く言えばその場しのぎの対応法に終始しているのが実情です。
症状がひどい場合など、対症療法が必要とされる面もありますが、トラブルが発生した原因をケアしなければ根本的な解決は望めずまた同じようなトラブルが再発することを防ぐこともできません。
足のトラブルの発生原因には、かならず「靴」と「歩き方」の問題があります。
足・靴・歩行の問題点すべてを取り除いて改善するのが理想のケア法です。
ただし、足・靴・歩行の3つには複雑な関係があるので注意が必要です。

図のように、足→靴→歩き方とそれぞれの問題がお互いに悪影響を与え、
玉突き状態で連鎖する負のサイクル、いわゆる「悪循環」に陥るのです。
対症療法では、この負のサイクルの一部を攻撃するに過ぎないため、
トラブルを生み出している悪循環まで断ち切ることができません。
一方、足の悩みの根本的な解決法=自然療法フットケアは、
足のトラブルの原因となる「足の問題」「靴の問題」「歩き方の問題」を
順序よく、効果的に取り除いて悪循環を断ち切るためのノウハウです。
そのため、以下3つの技術体系を組み合わせてケアを行います。
1) シューズセラピー
フットプリント、靴えらび、サイズ調整、インソール作成、テーピングなど
2)ウォーキングセラピー
歩き方のゆがみを矯正するインソール作成、ウォーキングレッスンなど
3)レッグトリートメント
硬くなった足をほぐすマッサージ技術。ふくらはぎほか、部位別に各種あり
ドイツ式フットケア(フスフレーゲ、ポドロジーとも呼ばれます)は、ドイツで古くから普及している足のケア法全般の通称です。
Point: 硬くなった皮膚(角質・タコ)を削るか、削らないか
皮膚の角質層は人体のいちばん外側にあって、外部の衝撃から人体を保護しています。
硬く肥厚した皮膚を、機械的に削ってしまおうというのがドイツ式フットケア。
一方、足は削らずに余分な圧力や摩擦を取り除く方が有効で再発も防げる、と考えるのが自然療法フットケアです。
巻き爪、魚の目への対処のしかたも同様です。
Point: インソール作成はパンプスなどにも対応するか
ドイツ式フットケアも自然療法フットケアも、インソール(靴の中敷)を作成して低下したアーチを支え、足の機能を補完するという点で共通しますが、インソールの作成システムが違います。
Point: フットマッサージ(トリートメント)に違いはあるか
自然療法フットケアのレッグトリートメントは、疲労で硬くなった足裏からふくらはぎの筋肉をほぐし、筋肉の質(柔軟性)を回復することを主目的とした少し強めのマッサージです。
シューフィッターは、靴の販売に携わる方のための資格です。
シューフィッターと自然療法フットケアの講座では、 以下の部分が共通します。
・靴の選び方と靴のサイズ選びの理論
・足と靴のフィッティング調整技術
・足の採寸、フットプリントの取り方と評価法
これに加えて、自然療法フットケアの講座ではさらに
より幅広く「足を改善するための」フットケア技術を学びます。
シューフィッターは、靴を販売する側の視点に立った資格。
(足を良くするというより悪い足でも楽に履ける靴の提供とアドバイス)
自然療法フットケアは、足の悩みを解決する視点に立った資格。
(悪くなった足を改善するための、足・靴・歩行トータルのケア技術)
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